ここでは私がクリエイティブの責任者として関わったプロジェクトをご紹介いたします。
CNPがお守り袋にスッポリはまった、10000点のジェネラティブNFTアートです。
ナルカミ、リーリー、オロチ、ミタマ、ルナの5キャラと、起物のアクセサリーのバリエーションが豊富!
組み合わせで買われる方、ご利益で選ぶ方、キャラクターで揃える方等、集め方は様々です。
購入したお守りNFTは、専用の『幸せ棚』に飾ることが出来ます。
■プロジェクトでの役割
リードデザイナーとして、ジェネラティブNFTのアセット全般、プロモーションバナー制作を行いました。
運用フェーズでは、毎月発行する縁起物のSBTイラスト制作とプロモーションの企画提案やバナー制作にも関わっています。
幸せ棚
CNPCを1枚でもお持ちの方ならご利用可能なお守り棚です。
通常、NFTはウォレットを開く事で確認できますが、2023年1月時点でのメタマスクウォレットは、
入手した順に表示される仕様でした。それだとゴチャゴチャしていて見づと感じており、
「折角なら、お守りだけを飾って鑑賞出来たらホルダーさんの気分が上がるよね」という、私の発案で出来た棚です。
当時は、どの様なデザインの棚にするとお守りがより一層魅力的に見えるのかを模索するため、web上だけでは飽き足らず、
色々な神社仏閣を巡ってはヒントを集めていました。
最終的には雲の上の宴会の様なイメージで棚をデザインし、iPhoneでは大体アスペクト比が2種類あることを前提に、
三段で見えた時と四段で見えた時の状態を確認しながら、綺麗に収まる様にUIデザインも行いました。
(Androidはスミマセンが、環境的に確認が出来ませんでした)
実装はFounderの方にして頂きましたが、アスペクト比ごとの棚の配置調整に加え、ウォレットに接続して特定のコレクションのNFTだけ呼び出し、IDが若い順とご利益順に並べ直す仕様は、当時はまだ新しい試みなので結構大変だったそうでした。
ページはモバイル版とweb版両方に対応しています。良かったら是非アクセスしてみてください!
合格祈願絵馬
シャドウアートをイメージした絵馬です。
単なるデジタルアートとして描き方のではなく、
「フィジカルグッズになった時に、構造的に成立するのか」
という事を念頭に置いて、奥行きを表現した絵馬です。
松竹梅に囲まれたCNPが手に持っているのは「サクラサク」を表した桜の花です。
節分
節分の枡の中に、豆や縁起物と一緒にCNPがハマった状態の置物イラストです。
九州から北海道までの、節分まつわる地域の風習や縁起物を調べ、5キャラ分のバリエーション展開をしました。
【パーツ紹介】
リーリー:赤べこリーリー、落花生、けんちん汁、南天の実、ゆきうさぎ
オ ロ チ:ピンクオロチ、小豆、柊イワシ、鬼の金棒、鬼の面
ナルカミ:雉ナルカミ、大豆、桃3つ、節分スワッグ、くじら(肉)
ミ タ マ:イクラミタ、お多福豆、恵方巻、椿、おたふく面
ル ナ:張り子ルナ、豆菓子、ほら貝、梅の花、うぐいす
◆六角形の枡について◆
一般的な節分の枡は四角形ですが、リリース当時(2023年2月時点)、X(旧:Twitter)では、NFTに紐づけられたアイコンは六角形になっていたので、NFTらしらを出したくてデザインに取り入れました。※なお、実際に六角形の枡は存在します。
端午の節句/茅の輪/お盆
この3つは集合絵イラストになっています。
企画を固めるタイミングが毎回工数的にギリギリだった事から、各イベント毎に5キャラ分集めるのは難しいため、
集合絵としてまとめていました。
その上で、CNPC独自のデザインを展開するべく試行錯誤しています。
とりわけ「お盆」の精霊棚は、一般的なレイアウトを参考にすると販売用のイラストとしては魅力が乏しく感じます。
そこで海外のウォールシェルフを参考に、蓮の花の壁掛け精霊棚を作りました。
この棚は3枚の板で構成されていて、ルナとリーリーは真ん中の板に乗っています。
【パーツ紹介】
端午の節句:鯉2匹、勝負の花、ちまき、柏餅、折り紙の兜
茅 の 輪:ルナと水無月、リーリーとカエル、水まんじゅうミタマ、神主姿のナルカミ、ヒトガタ、青紅葉、あじさい、茅の輪
お盆精霊棚:初盆提灯ミタマ、ルナと精霊馬、リーリーと精霊牛、真菰とお供え物、ぼた餅、供花、蓮の葉、鬼灯、蓮の棚
七夕
5色の短冊を共通デザインとして、5キャラがそれぞれ七夕伝説にまつわるモチーフと絡めた七夕飾りです。
【パーツ紹介】
リーリー:彦星リーリー、牛、蓮、赤い橋、満月、青い短冊
ミ タ マ:提灯ミタマ、折り紙の提灯、赤い短冊
ナルカミ:カササギナルカミ、天の川、竹の輪、吹き流し、、紫の短冊
オ ロ チ:ひょうたん飾りのオロチ、蓮、竹林、月夜、白い短冊
ル ナ:織姫ルナ、五色の織り糸、満月、黄色の短冊
中秋の名月
お月見を楽しむCNP達をビネット風にしたり、京うちわ風にデザインしました。
『Musubi Collection』はNinjaDAOの公式プロジェクトです。
このプロジェクトではバージョンごとにメンバーが入れ替わり、運営メンバーは経験を積むことでスキルアップしていくという、人材育成の面も持ち合わせたユニークな特徴を持っています。
また、プロジェクトの売上はDAOのトレジャリー(DAOのお財布)に入り、その資金はクリエイター支援のために使われます。
詳しくは下記リンクにある『Musubi完全ガイド』をご覧くださいませ。
■プロジェクトでの役割
クリエイティブディレクターとして、プロジェクトの計画を立て、スケジューリングやジェネラティブNFTや
フィジカルグッズ制作のディレクション、3Dアバター制作の監修、マーケティングプロモーションにも関わる等、
プロジェクト全体のマネージメントを行っていました。
ジェネラティブNFT/アートディレクション等
『祭り』『宴・交流会』『フリマ』「音楽ライブ』の4つのシチュエーションをイメージした背景フレームの上に、
それらに関連したモチーフや、CryptoNinjaにまつわるパーツを配置しました。
また、企画の一環としてミニキャラパーツ(メイド服岩爺)も制作しております。
BGMにはCryptoNinja Recordsの『ノット・リーパー』をMusubiV3バージョン(フル尺4分)にアレンジして頂きました。
アクスタキーホルダー/制作
『Musubi Collection』ではV2以降、「Musubi総選挙」という人気投票でジェネラティブの中心に来るちびキャラが決まります。
MusubiV3用では「ちびシャオラン&ちびリーリー」と「ちび蛇ノ目&ちびオロチ」を、CryptoNinja原作者のRii2先生に描き下ろしていただき、さらに2名のキャラをV2までのちびキャラの中から投票で「ちび咲耶」「ちびイチヤ」を選出しました。
※メイド岩爺のアクリルチャームはkishinoが個人的に作ったものです
左から、ちびシャオラン&ちびリーリー/ちび蛇ノ目&ちびオロチ/ちび咲耶/ちびイチヤ
VRMアバター/制作監修
アクスタキーホルダーにオマケとして付いてくる3Dアバターです。
3Dクリエイターのさくらっちさんに作って頂きました。
ロケ地:Cluster『Bloom』『はりの湯』『銀河に願いを』